不動産の簡易査定を上手に利用する
一般的に不動産の価格が気になるケースといえば大きく2つ上げられます。
1つめは単に売却したいときに客観的にどれくらいの価値があるものでそれに見合った売却をしたいときに不動産業者だけに任せるのではなくご自身も前もって販売価格を決めたい場合です。
2つめは相続税の対策をしなければならない場合です。
簡易査定、特に相続税対策としての価格をざっくりと知りたいときには路線価格を利用することによっておおよその金額を知ることが出来ます。
込み入った路地に入り込んでいるところ等は実地査定をしなければなりませんが、ご自宅が一般の道路に面していましたら路線価が公開されていますので1平米あたりの単価を知ることが出来ますのでそれに敷地面積を乗じることによって不動産価格を知ることが出来ます。
建物部分、いわゆる上物の価格については25年から35年で減価償却した価格になりますが使い方やリフォームの有無によって多少の差異は生じます。
特に一般で販売する場合の価格では築年数よりも使い方、リフォーム箇所等が大きく評価される傾向にあります。
但し、買取を依頼した場合はシビアに見られますので建物は好みに寄りますので売却を決めてからのリフォーム等で査定が上がることは稀ですので余程知識がない限りお金をかける事は避けるほうが賢明です。
謄本から敷地面積、建物面積を確認し簡易査定で概算金額を確認しご自身の計算結果と検算する使い方がベストです。
不動産の簡易査定の算出方法
自分が住んでいる一戸建てやマンションがどれくらいの価値があるのか、ということは興味がある人も多いのではないでしょうか。
購入した金額よりも査定額がアップしていればうれしいですし、逆に下がっていると残念に思うものです。
もしも引越しを考えているのであれば、不動産のだいたいの査定額がわかれば、新しく家を買う時の資金として考えられるのでより計画的に不動産売買について考えることができます。
不動産比較サイトなどを利用すれば、簡易査定によってその地域の相場を算出することができます。
必要な情報としては、交通機関、特に鉄道が近くを通っていて最寄りの駅はどこなのか、また駅までの距離はどれくらいなのかということが重要になってきます。
そして一戸建てやマンションの築年数や間取りがわかれば、簡易ですがだいたいの不動産相場を算出することができます。
比較サイトを利用すれば、住んでいる県や市町村、最寄りの駅など必要事項を入力すれば簡単に査定することができて便利です。